2021年2月12日金曜日

【日本の航空宇宙産業を取り巻く環境:その3 航空宇宙工業従業員数】[Environment surrounding Japan's aerospace industry: Part 3 Number of employees in the aerospace industry]

 <日本の従業員3万6千人!>

 各国の従業員数は、米国航空機40.9万人、米国宇宙48.5万人、フランス19万人、イギリス12.3万人、ドイツ11万人、カナダ8.6万人とかなりの違いがあります。理由には軍用機がつくれないことが挙げられますが、ドイツも同様であり、そういう意味ではドイツはエアバスを始めとした民間航空機製造が盛んなことが解ります。

 出典:世界の航空宇宙工業

https://www.sjac.or.jp/common/pdf/sjac_gaiyo/info/sekai_H31.pdf

 <人材育成がキー!>


 航空宇宙産業には、多くの技術が介在し、特殊性があるとも言えます。その特殊性をいかに標準化にするかが人材育成のキーとなります。日本では「感、コツ、経験」といった職人技を見て覚えろといった風習がありましたが、なかなかスキルの伝授が進まず、大量生産には不向きです。

 アジアの需要に沿って、シンガポール、台湾、マレーシア、タイ、ベトナムなど国家レベルの人材育成の取組みが急ピッチに進められています。


次に続く・・・・・・・・・・


 


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