2022年2月9日水曜日

岸田首相 MSJについて国会で言及!

 208回国会(常会)衆議院予算委員会(202227日)

【立憲民主党 大島敦衆議院議員(埼玉6区)】

やはり、止めないことが大切だと思っています。先ほど宇宙開発担当大臣、ミリメーター単位まで。これは一つの産業基盤を作ることができました。航空宇宙産業のうちの航空産業については、どうにかこれで、要は人を雇えるわけ。会社が研究者を将来的に。

で、今、日本の手掛けた航空産業。民間ジェット機の航空産業が、今ね、残念ながら、ひょっとしたら、ここで終わってしまうかもしれないという危惧を持っています。国土交通省は型式証明、これものすごく大切です。取るために。日本が型式証明を取れば米国でも航空機を売れる。そのために要員を確保し、そして、民間企業も、たぶん、ものすごい金額を立ててきました。

ここで、とん挫して本当にいいのかということなんですよ。もう二度と日本の中で航空宇産業ができないと思う。その点について総理から、民間のこのジェット機の開発について今、世界は、半導体もそうですけど、国の資金を入れても、あまりとやかく言われない時代になったと思います。WTO違反等。ですから、この点についてどう政府として今後考えるのか要は自動車が電動化するということは、部品メーカーが無くなるということなんですよ。航空宇宙産業があるということは、部品メーカーがずっと残り続けるということですので、この点についての総理の御所見を伺わせてください

【岸田首相】

ご指摘の航空機産業は足元では新型コロナの影響により大きな影響を受けていますが、高い技術力と広い裾野を有し、中長期的には持続的な成長が見込まれる重要な産業だと認識をしております。 

そして、委員ご指摘の、この民間の国産旅客機、三菱スーパー(スペース)ジェットについては、民間において機体開発、政府において要素技術開発や安全審査体制の整備などの環境整備という役割分担のもと、実現に向けて取り組んできたプロジェクトであります。

現在、厳しい経営環境の中で、開発活動は一旦立ち止まっている状況にありますが、完成機事業は我が国の航空機産業の発展に向けて重要な取り組みとの認識のもと、引き続き開発再開に向けた事業環境の整備、これを支援していきたいと考えています。

そして併せて、コロナ後も見据え、グリーンイノベーション基金等も活用し、複合材料や水素エンジン等、次世代航空機開発に必要な技術分野への積極的な支援、これにも取り組んで参ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿